5/31、当初の雨予報が嘘みたいに晴れた日
長崎県雲仙市小浜町にある刈水地区にて
刈水庵の主催するデザインマーケットへ参加させてもらいました。
急で細い坂道にある民家や空き地などを使わせてもらうこのマーケットは
他で参加したてづくり市や屋外イベントと違って
クリエイティブなのに地域と共にあるイベント。
私は即刷りをするために使わせてもらっている敷地の方から
電源をおかりたのだけど、
他にも差し入れといっておいしいおもちを頂いたりしました。
こういうのって、一朝一夕でできる関係ではなくて
普段から刈水庵の方とこの地域の人とのやり取りがあったり
今まで開いてきたマーケットがちゃんと浸透していて
地域の人もとても楽しみにしているっていう事だから
イベント側(と来場者)だけ盛り上がりがちになったりしない
この雰囲気はとてもいいなぁと思いました。
マーケットに参加するにあたって、刈水庵の方から
このイベントの軸になる部分をメールでメッセージをもらっていて
それがとても心に浸透していく考え方と
今までにないイベントだなぁというメールを読んだ後の感触がありました。
たとえば、吉祥寺からダンディゾンのパンが送られてきて
岩崎さんという在来種などの野菜を作っている方の野菜サンドが売られる、
なんて、東京だと伊勢丹などでしか催されなさそう…
な事が、長崎の一地域で普通に(?)マーケットに出されている。
それを楽しみに来るおばあちゃん達もいる。
普段はすごく静かだという言葉を信じられないくらい
開始前からぞろぞろと坂道を上がってくる人達。
大分の無農薬のお米や玄米餅が売られている。
雲仙観光ホテルのシェフや手焼き湯せんぺいが出店している。
大人達がとてもおもしろくて、
子供達が元気でお店の宣伝を声をはりあげてまわっている。
東京の屋外イベントにはないエネルギーがここにありました。
いいものってなんだろう?
生活ってなんだろう?
生きるってなんだろう?
自分の仕事をしている人達のエネルギー
から、いろんな事を考えた一日でした。
海も山も温泉もあってわき水もあって
だからこそ神様もちゃんと残っている土地。
声をかけてもらって、本当によかった。
ありがとうございました!
また来年も出るよ!
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